オルニチンで免疫力を向上させる

同じ時期に風邪をひいても、すぐ治る人と長引いてしまう人がいます。この違いは免疫力の差によって生まれています。実は肝臓と免疫力は深く関わり、肝機能が高い人ほど、ウイルスに対抗する力が高いのです。肝機能を向上させるオルニチンは、免疫力も同時に向上させてくれるため、風邪を引きやすい方は是非チェックしておきましょう。

そこで今回は、オルニチンの免疫力向上効果について、ご紹介していきます。

オルニチンと免疫力の関係とは

免疫力とは、身体を感染症などから守るために必要な、いわば防衛システムです。そのため、免疫力が低下するとウイルスに感染しやすくなり、風邪などをひきやすくなったり、治りにくくなったりします。実はウイルスは体内に侵入しても、すぐに感染することはありません。しっかりと免疫力があれば、ウイルスは免疫細胞によって退治され、身体を守ることができるのです。

免疫力を高めるには、免疫細胞の活性化が必要です。免疫細胞は肝臓から全身へ送られる栄養素によって作られています。ところが、疲労やストレスが蓄積すると、体内には有害物質のアンモニアが増加し、肝機能を低下させてしまいます。その結果、免疫細胞が作られなくなり、免疫力が低下してしまうのです。

オルニチンはこのアンモニアを取り除くことで、免疫力向上効果を発揮してくれます。

肝機能向上の鍵はアンモニアの分解

有害なアンモニアが増加すると、全身に様々な悪影響を及ぼしてしまいます。免疫力の低下もその一つで、免疫力に関わる多くの機能を低下させてしまいます。

オルニチンは肝臓でアンモニアを分解する機能「オルニチンサイクル」を活発にする働きがあります。有害なアンモニアを素早く取り除くことで、肝機能を向上させ、免疫力を活発にしてくれます。

オルニチンの免疫力向上効果

免疫細胞の一つ、T細胞は他の細胞から攻撃命令を受けて初めて、ウイルスへの攻撃を開始します。これに対し、NK細胞は常に体内を監視し、侵入してきたウイルスや発生したがん細胞をいち早く攻撃します。オルニチンはこの「NK細胞」を活性化させる働きが確認されています。

他にも、アンモニアを分解することで様々な免疫力向上効果を生み出してくれます。どのような効果があるのか、詳しく見ていきましょう。

血流改善

オルニチンはアンモニアを分解する過程で、アミノ酸の一つ、アルギニンへと変化します。アルギニンは血流量を増やして、体温を上げる働きがある成分です。体温が1度上がると、免疫力は30%も上昇するとされています。

アルギニンは最終的に、再びオルニチンへと戻ります。そのため、オルニチンを摂取することで体温を上昇させ、免疫力を高めることができるのです。

睡眠時の疲労回復を促進

免疫力を高めるには、全身の細胞も活発でなければいけません。傷ついた細胞は就寝時に回復されるため、睡眠の質が大切です。オルニチンには成長ホルモンの分泌を促進させる働きがあり、細胞の修復を促進させます。この働きによって細胞が活発になり、就寝時に免疫細胞を効率よく活性化させます。

ストレスを軽減

身体に存在する免疫細胞のうち、60%は腸内に集中しています。普段は活発な免疫細胞ですが、ストレスに敏感な腸がその影響を受けると、途端に働きが弱まり、細菌やウイルスに感染しやすくなってしまいます。

ストレスそのものがアンモニアを発生させる原因になりますが、アンモニアの蓄積は疲労や睡眠の質の低下を招き、さらなるストレスへと繋がってしまいます。オルニチンはストレスを軽減させることで、腸内環境を整え、免疫力の向上を促してくれるのです。

オルニチンを継続的に摂取して免疫力を向上

免疫力は疲労やストレスなどの影響で低下してしまいます。そのため、免疫細胞は非常にデリケート

免疫細胞は、疲労やストレスの影響で肝機能が衰えると、どんどん減少する非常にデリケートな細胞です。そのため、肝機能を強化するオルニチンは免疫力向上には欠かすことができない成分です。

オルニチンは、年齢とともに身体から失われいきます。オルニチンを継続して取り入れ、いつまでも元気で健康な身体を維持していきましょう。