しじみ&オルニチン情報室

オルニチンで不眠を改善

肝臓の働きを高めることで有名なオルニチンですが、実は睡眠の質を高める働きもあることをご存知でしょうか。眠りが浅く疲れがとれない方、心配事やストレスで不眠気味の方はオルニチンを試してみてはいかがでしょうか。

オルニチンでよく眠れる秘密

オルニチンは疲労回復を促し、ストレスを軽減する効能を持っています。それにより眠りの質を高め、不眠の解消を実現することができるのです。
それぞれについて、詳しく解説していきます。

疲労回復効果

オルニチンは肝臓で働いているオルニチンサイクルという代謝経路において、アンモニアの分解を担っています。
アンモニアはたんぱく質の分解によって身体の中に発生する物質です。疲労物質と言われており、身体の中に蓄積されると疲労を引き起こし、重篤化すると高アンモニア血症という病気の原因にもなり、最悪の場合命の危険にもつながります。
たんぱく質の分解はたんぱく源からエネルギーが作られる時や傷ついた筋肉組織が修復される時に起こり、日常生活を送っていく上でアンモニアの発生は避けられません。このことからも、オルニチンサイクルの働きが重要なことが分かるでしょう。

オルニチンを摂取し、オルニチンサイクルを活発に機能させていればアンモニアの分解が速やかに行われるようになります。さらにオルニチンは、TCAサイクルというエネルギーのもとを作り出す代謝経路の活性にも役立っています。この代謝経路はミトコンドリア内部で働いていますが、アンモニアによって阻害される性質を持っています。そのため、オルニチンサイクルをしっかり働かせることで結果的にTCAサイクルも活発にすることができるのです。
オルニチンサイクルとTCAサイクルが活発になることで、日々の疲れがとれやすくなるだけでなく、疲れにくい身体作りにもつながります。
寝たはずなのに昨日の疲れが残っているという状況が続いている方は、オルニチンを摂ることで改善が期待できますよ。

ストレス軽減効果

オルニチンはストレスを受けることで分泌量を増すホルモン、コルチゾールの分泌を抑えることでストレスを軽減する働きがあることでも知られています。
私たちの身体は、ストレスを受けることで交感神経と呼ばれる自律神経を高ぶらせ、興奮状態になります。本来は外敵から身を守るために備わった能力と考えられていますが、極度のストレスを感じ続けていると夜眠りたくても眠れなくなってしまうだけでなく、身体や精神の不調に陥る場合もあります。
オルニチンを摂取することで精神的なストレスに強くなり、リラックス時に働く副交感神経を正常に働かせることが期待できます。これにより、夜きちんと眠りにつきやすくなることでしょう。

効果的にオルニチンを使うには

不眠解消のためオルニチンを摂取する場合、最低でも一日あたり800mgのオルニチンが必要と言われています。オルニチンといえばしじみが有名ですが、どれくらいの量が必要なのでしょうか。
生のしじみ100g(約35個)あたりに含まれるオルニチンの量は10.7~15.3mgと言われています。ですから、しじみだけでオルニチンを摂り続けるには毎日約2600個以上を食べ続ける必要があるということになります。一日だけでも大変な量ですので、続けるのはなかなか難しいですね。効率的にオルニチンを摂取したいのであれば、サプリメントの活用がおすすめです。
オルニチンは一度に身体の中に留めておける量には限りがあり、余剰に摂取しても排出されてしまいます。また、胃の弱い人は大量摂取により下痢などの症状を引き起こす場合もあります。人によっては一日1~2gのオルニチンが必要な場合もありますが、一度に摂らず分けて摂取するようにしましょう。
オルニチンを摂るおすすめのタイミングは、食事の前及び就寝前です。この二つのタイミングは成長ホルモンが盛んに分泌される時でもあり、成長ホルモンの誘導体でもあるオルニチンの効果をより発揮してくれることでしょう。

まとめ

オルニチンは疲労の回復を助け、ストレスを緩和させる働きによって不眠にも役に立ちます。一日の必要な量を食品だけで摂ることは難しいですが、しじみには興奮状態を抑えるセロトニンを増やすトリプトファンも含まれており、一緒に活用することでより高い効果が期待できます。オルニチンのサプリメントと併せて、しじみなどのオルニチンを多く含んだ栄養価の高い食材を食べる習慣をつけるのもよいでしょう。

(参考URL)
http://itsyourbusinessbook.com/seisinnanntei.html
http://www.mariahpower.com/post64.html
http://www.villabanca.com/sleep.html
https://dh-navi.net/kyusyu.php