オルニチンで生活習慣病を予防・改善

生活習慣病は普段の生活が影響するため、誰にでも起こり得る可能性があります。そのため、普段から予防を意識した生活が重要です。

オルニチンは人体で最も大きな臓器「肝臓」の機能を高めることで、生活習慣病の予防に効果を発揮してくれます。そこで今回は、オルニチンの生活習慣病予防・改善効果について、ご紹介していきます。

オルニチンはなぜ生活習慣病の予防に効果があるの?

生活習慣病とは、普段の食事や運動不足、飲酒、喫煙など、毎日の生活習慣の積み重ねによって起こる様々な病気の総称です。高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満症などの原因となり、進行すると心筋梗塞、脳梗塞など、重篤な症状を引き起こすリスクが高まります。

対策としては、血圧や血糖値を管理して、脂肪を溜め込まない生活を心がけることが大切です。ところが、疲労やストレスによって効率よく進まない場合があります。この原因となるのは、アンモニアの増加による肝機能の低下です。オルニチンは肝臓に蓄積するアンモニアを効率よく取り除き、様々な生活習慣病の予防に効果を発揮してくれます。

肝機能を向上させて細胞を活性化

肝臓にはアンモニアを分解する「尿素回路」という機能が備わっています。オルニチンはこの尿素回路で中心的な役割を果たすことで、アンモニアの分解を促進させ、肝機能を向上させます。肝臓が強化されることで全身のエネルギー生産量が増え、生活習慣によって弱った細胞を活性化させることができるのです。

血流改善や脂肪を減少させる

オルニチンはアンモニアを分解する過程で、血管を広げ血流を改善することで、動脈硬化や高血圧の予防にも効果を発揮します。他にも、肝臓から分泌されている脂肪酸の一種、胆汁酸の働きを活発にします。胆汁酸は余分な脂肪を体外へ排出する働きがあるため、オルニチンの摂取は肥満症の改善にも効果的です。

オルニチンだけで生活習慣病を予防できる?

オルニチンは、体内で合成されるアミノ酸の一種です。単独で作用する遊離アミノ酸のため、たんぱく質の原料にはなりませんが、全身の機能維持には欠かすことができません。特に肝臓の機能を維持するうえで重要な役割を持つことから、不足すると様々な生活習慣病の引き金にもなってしまいます。

オルニチンの生活習慣病への効果は、様々な実験や研究によって明らかにされています。

中性脂肪が溜まり、肝機能が衰える症状に脂肪肝があります。脂肪肝を患う患者に3週間オルニチンを摂取してもらったところ、肝臓の脂肪が減少し、脂肪肝が減少したという研究結果が報告されています。

また、オルニチンはアンモニアを分解する過程でアミノ酸の一種、アルギニンへと変化します。アルギニンには血糖値を下げる際に必要な、インスリンの分泌を促す働きがあることが明らかになっています。アルギニンは最終的にオルニチンへと戻るため、オルニチンを摂取することで糖尿病の予防や改善にも効果があるといえるのです。

ただ、オルニチンは医薬品ではなく、あくまでも身体の機能維持に必要な栄養素です。そのため、様々な栄養素とともに、バランスよくオルニチンを組み合わせていきましょう。

生活習慣を見直しながらオルニチンを取り入れましょう

生活習慣病は急激に進行するものではありません。
日々の生活習慣の積み重ねにより、徐々に症状が進行していきます。

肝臓は疲労していても働き続けています。そのため沈黙の臓器と呼ばれ、気づかないうちに症状が進行していきます。症状が重くなる前にオルニチンを摂取しておくことで、症状の進行を抑え、改善するかとも可能です。

食習慣や運動習慣、また、お酒の飲み過ぎや喫煙など、普段の生活を見直し、オルニチンを継続的に取り入れ、健康な身体を維持していきましょう。