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しじみ&オルニチン情報室

肝臓の強い味方、オルニチンとタウリン

タウリンには、オルニチンと並び肝臓の働きを助けてくれる働きがあります。肝臓はアルコールを始めとして様々な物質を解毒する働きのある臓器です。肝臓の健康を保ち、いつまでも元気に過ごすために、オルニチンとタウリンの相乗効果を活用しましょう。

タウリンとは

タウリンとは含硫アミノ酸の一つです。タコや貝類、魚の血合いなどに多く含まれており、人間の身体の中にあるタウリンの50~80%は筋肉に存在すると言われています。
オルニチン同様肝機能を助ける働きや、むくみや高血圧の予防・改善の効果、コレステロールの低下や便秘改善、目を保護する働きも持っています。

オルニチンがオルニチンサイクルと呼ばれる代謝経路を活性化させ、体内で発生した有毒なアンモニアの分解を促進することで肝機能を助けるのに対し、タウリンは三つの効果により肝臓を助けます。

  • 胆汁酸の分泌促進
  • 肝細胞の修復
  • 細胞膜の安定化

胆汁酸とは、肝臓から分泌される胆汁の成分であり、食品から摂った脂肪の吸収を助けます。タウリンは胆汁酸と結合する性質があり、摂取することでより多くの胆汁酸を作るよう働きかけることができるのです。
胆汁酸は血中のコレステロールを消費して作られるため、分泌が促されることによりコレステロール値を下げる効果が期待できます。
また、肝臓はアルコールを始めとして身体の中に入った毒素を分解するために日夜働き続けています。解毒のために傷ついた細胞の修復を促したり、身体の内外に正しく物質を出入りさせる働きのある細胞膜を安定化させることも、肝臓の健康を保つためには大切なのです。

タウリンを摂るには

タウリンを多く含む食品として代表的なものはタコ、ホタテやあさり、さんまなどが挙げられます。加熱すると減少するため、煮たり焼いたりするより生食の方がより多くのタウリンを摂ることができます。また、タウリンは水溶性ですので煮る場合は煮汁ごと摂るのがよいでしょう。
タウリンの一日あたりに必要な摂取量は500mgとされています。普段の食事から摂取できるタウリンの量は100~300mg程度であり、タウリンを含む食品の多くには痛風のリスクを高めるプリン体も多く含まれますので、食事だけで摂ろうとするよりは魚類中心の食生活にしつつサプリメントを併用するのがよいでしょう。
タウリンは代謝が早く、余剰に摂取しても尿として排出されますので、過剰摂取の心配はあまりありません。
また、オルニチンを多く含むことで有名なしじみには、タウリンも含まれています。しじみだけで一日に必要なオルニチンやタウリンを摂ることは難しいですが、食事に取り入れてみるのもよいでしょう。(しじみだけで一日に必要なタウリンを摂るには約550個、オルニチンでは約2300個もの量が必要です)

オルニチンとタウリン

ここまでに紹介してきたように、タウリンはオルニチンと同じく肝機能を助ける成分でありながらオルニチンとは違う働きで肝臓をサポートしてくれる成分です。
お酒を飲む人やコレステロールが気になる人、脂肪肝やむくみに悩まされる人など多くの人に効果のある成分ですので、この二つの成分は併せて摂るのがよいと言えるでしょう。
近年では、オルニチンとタウリン両方を含むサプリメントも出回っているため是非活用してみてください。

まとめ

タウリンは、オルニチンと並び肝機能を助ける働きのある成分です。タコを始めとして魚介類に多く含まれていますが、習慣的に摂取するにはサプリメントの活用がおすすめです。
肝臓の健康を保つためにも、オルニチンと一緒に活用し、相乗効果で肝臓をサポートしてみてはいかがでしょうか。

(参考URL)
https://ekleksographia.ahadadabooks.com/davenport/index.html
http://home.jointventure.jp/kennzounokennkou.html
https://www.mahabodhi.net/dcat/
http://www.turkihracat.org/osakesuki.html